注文住宅で起こりがちなトラブルとは?防止方法を事前に知っておこう!

公開日:2022/07/15

憧れの注文住宅。これから注文住宅を建てる方は、ワクワクした気持ちで満ち溢れていることでしょう。そんな幸せな家づくりで後悔しないよう、注文住宅を建てる前に、注文住宅で起こりやすいトラブルを把握し、それを防いでおくことが大切です。ここでは、注文住宅で起こりがちなトラブルと、防止方法をご紹介します。

注文住宅で起こりがちなトラブル事例

これから注文住宅を建てたいという方は、注文住宅のトラブルと聞いてもイメージが湧かない方も多いでしょう。まずは、注文住宅で起こりやすいトラブルを具体的に見ていきましょう。

引き渡し日が遅れる

注文住宅の購入を決め、住宅メーカーや工務店と契約を交わすと、その契約書には着工日と引き渡し日が記載されています。しかし、天候や災害などによりスケジュール通りに施工が進まなかったり、国内で大震災が起こったりすると、引き渡し日が遅れることがあります。引き渡し日が遅れると、引っ越し準備にも支障が出るなど、日々の生活にも影響します。

設計図やイメージと違う仕上がりになる

かなり稀ですが、設計図と違う部分があるということがあります。設計図を大きく変更することは、施主と一緒に決めることです。施主の許可なく勝手に設計図を変更するような業者は、悪徳業者ともいえるでしょう。ただし、棚の位置、壁の色など、内装の細かい部分は、打ち合わせ中に口頭で変更することがあります。このような小さい変更こそ、のちのトラブルにつながってしまうのです。また、設計自体は同じでも、思っていたイメージと違う雰囲気に仕上がってしまうこともあります。どのようなイメージにしたいのか口頭で伝えてもうまく伝わっていなかったり、設計の段階から業者とイメージがずれていたりなど、理由はさまざまです。相手は家づくりのプロですが、それでもすべてのお客さんの要望を汲み取ってイメージ通りの家にできるとは限らないのです。

施工ミス

家が完成した直後はわからなくても、住み始めてみると、床や扉にキズがあったり、壁紙が一部剥がれていたりなど、施工ミスが目立つことがあります。このような施工ミスは、施工業者が手抜きや雑な作業をしたことが原因です。

施工中の近隣トラブル

家の施工中は、どうしても大きな音が出てしまったり、業者の車の出入りによって交通の妨げになったりしてしまいます。そして最悪の場合、それが原因で近隣トラブルにまで発生することがあるのです。施工中に近隣トラブルになってしまうと、引き渡し後に住み始めても、その地域に居づらくなってしまいます。

追加工事による見積もりオーバー

施工業者側から、追加工事が必要だと告げられることがあります。よく確認せずに許可してしまうと、後日追加工事費がプラスされた金額を提示され、当初の見積もりより大幅にオーバーしてしまうことがあるのです。

現金払いの諸費用を用意していない

家づくりにおいてかかるお金は、土地や建物代以外にも、さまざまな諸費用がかかります。その中でも気をつけなければいけないのが、現金払いのものです。現金払いの主な諸費用は、税金や手数料、手付金、着手金などが挙げられます。これらを把握しないままでいると、いざ支払いが必要になったときに現金が用意できないという事態になりかねません。

安い代わりに質の悪い家になった

家づくりを含め、不動産売買の中では、値引き交渉はよくあることです。とくに注文住宅は高額な買い物ですから、少しでも安くしてほしいと値引き交渉をする方も多いでしょう。しかし、大幅な値引きには注意が必要です。住宅メーカーや工務店は、契約が欲しいがために、大幅な値引きをしてくれるかもしれません。しかしその分、工事の人件費を削ったり、資材の質を落としたりする可能性があるのです。安くしてもらった代わりに質の悪い家になってしまっては、家づくりの満足度も大きく下がってしまうでしょう。

注文住宅のトラブルを未然に防ぐ方法

さまざまな注文住宅トラブルを見て、注文住宅の購入が少し怖くなってしまった方もいるでしょう。そんな方のためにここからは、トラブルを未然に防ぐ方法をお伝えします。

担当者とコミュニケーションをとる

家が完成してから、設計図やイメージと違うというトラブルが起きないよう、担当者とは密にコミュニケーションをとるようにしましょう。とくに、完成イメージを口頭で伝えるのは非常に難しいです。イメージの相違を避けるためには、イメージに近い写真を見せたり、図を書いて見せたりするのがいいでしょう。また、もし打ち合わせ中に設計図を変更する場合、どんな小さなことでも設計図面や別紙に変更事項を記録しておきましょう。そのほかの設備なども、納得のいく家づくりをするためには、担当者との信頼関係が肝になります。

着工前に近隣住民の方に挨拶をする

施工中の近隣トラブルを避けるために、着工前に近隣住民の方に挨拶回りをしておきましょう。挨拶回りでは、自己紹介、施工期間や完成予定日などを伝えられるとベストです。また、実際に家が完成して引越しをしたあとも改めて挨拶回りをしましょう。

完成検査は入念にチェックをする

施工が完了すると、引き渡し前に、施主立ち合いのもと完成検査を行います。完成検査では、家の隅々まで入念にチェックをしましょう。そして気になる部分があったら、施工業者に確認すると同時に、カメラで撮影しておくのがおすすめです。

未完成のうちにお金を先払いしない

家が完成する前は、手数料、手付金、着手金など、必要なお金のみ支払うようにしましょう。家が未完成にもかかわらず、お金を一括で先払いすることは絶対にやめてください。また、施工業者から追加工事を提案された場合は、承諾する前に、その場で見積もりを出してもらいましょう。工事の内容や理由、見積もり金額を確認してから、追加工事の許可を出してください。

万が一、トラブルが起きてしまったら?

トラブルが起きないようにどれだけ気をつけていても、トラブルが起こる可能性はゼロではありません。万が一トラブルが起きてしまったら、どうすればよいのでしょうか?まず、家の完成後に施工不良や住宅の不具合が発生した場合は、住宅瑕疵担保責任保険を確認しましょう。この保険に該当するトラブルであれば、保険適用になり、トラブルを解決できます。保険が適用できなかったり、そのほかのトラブルが発生したりした場合は、第三者検査機関や専門家に相談することをおすすめします。注文住宅のトラブルがどうしても解決できなかった場合、最終手段として住み替えを検討するのも一つの手です。売却したり、賃貸として貸し出したりと、さまざまな方法があります。住み替えをする場合は、信頼できる不動産会社に相談をしましょう。

 

注文住宅でありがちなトラブルと防止方法をご紹介しました。夢と希望に満ち溢れて始めた家づくりが、トラブルのせいで台無しになるのは絶対に避けたいですよね。納得のいく家づくりをするためにも、注文住宅でありがちなトラブルを把握し、未然に防ぐことが大切です。トラブルを防いで、信頼のできる業者と、素敵な家づくりをしてください。

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