注文住宅で好みのお風呂をつくるには?種類やそれぞれのメリット・デメリットとは

公開日:2023/09/15

お風呂

お風呂は、住んでいる家族にとって大切な場所です。働いている方は仕事の疲れを癒せますし、子どもがいる場合は楽しいひと時を過ごせる場所にもなるでしょう。しかし、注文住宅を建てるときは、どのようなお風呂にしたらいいのかと悩んでいる方も少なくありません。そこで今回は、お風呂の種類をはじめ、メリットとデメリットをご紹介します。

注文住宅におけるお風呂の種類

お風呂には、さまざまな種類が存在します。建てる家に適したお風呂を選択するという方法もありますが、好みに合わせたお風呂選びも決して悪くないでしょう。そこで一般的なお風呂の種類をご紹介します。

システムバス

システムバスは、お風呂に必要な機能をすべて兼ね備えています。もともとすべてが最初に作られているため、注文住宅の建設現場では組立作業がメインになるでしょう。ハウスメーカーや工務店が提供する建売住宅の多くには、システムバスが採用されています。

システムバスは、簡単に組み立てられますが、機能面は非常に充実しています。防水や断熱機能も高いですし、使いやすさも抜群です。

在来風呂

在来風呂は、簡単に説明すると自由に作れるお風呂です。近年は、システムバスを導入するケースが多いため、あまり聞いたことがないかもしれません。自分が思い描くお風呂にしたい場合は、自由度が高いので適しているでしょう。

ハーフユニットバス

ハーフユニットバスとは、システムバスと在来風呂の良いところのみを組み合わせたようなお風呂です。

浴槽、洗い場、お湯などがあたる浴室の下部はシステムバスと同じく規格が決まっています。一方、浴室の上部(天井など)は、ハーフユニットバスのパッケージに含まれません。上部は自由設計で下部は組み立て式のユニットバスという形が、ハーフユニットバスです。

各風呂のメリットとデメリット

システムバス、在来風呂、ハーフユニットバスには、それぞれメリットとデメリットがあります。そこで各風呂のメリットとデメリットを確認しましょう。

システムバス

システムバスの最大のメリットは、短い工期と安価な点です。もともと組立作業のみで導入できるため、完成するまでの期間が短く済みます。短い工期と安価は新築時も助かりますが、リフォームにも最適といえるでしょう。

ただし、色やオプションなどといった多少の仕様変更は可能ですが、基本構造を変えるような大掛かりな仕様変更はできません。自由に設計できないため、希望をすべて詰め込んだお風呂が作れるとは限らないでしょう。また、システムバスは、展示場やモデルハウスなどで完成状態を確認できます。

在来風呂

在来風呂は、基本的に自由設計です。建設会社が対応できる限りは、どのようなお風呂でも作れるでしょう。ただし、自由に作れる分、工期も長く高額になりがちです。なるべく短期で作ってもらいたい、安価に抑えたいという方には適していないかもしれません。

とくにリフォームするときは、一時的に自宅のお風呂が使えません。このようなときは少し不便に感じるでしょう。また、在来風呂はシステムバスのように事前に確認できないため、綿密な打ち合わせなどが必要不可欠です。

ハーフユニットバス

浴槽、洗い場、お湯などが当たる浴室下部は、システムバスに似た設計になっているため、防水性には優れています。さらに半分が自由設計という点も大きなメリットです。すべては無理だったとしても、自分の希望を設計に取り入れることができるでしょう。

しかし、メリットだけではありません。システムバスに比べると割高になる可能性もありますし、自分の希望を叶えられるのも浴室上部のみになる可能性がでてきます。

お風呂を作るうえで注意すべきポイント

最後に好みのお風呂を作るうえで注意すべきポイントをご紹介します。デザインや機能面を詰めすぎると、最高のお風呂になるとは限らないので要注意です。

お風呂のサイズや広さを計算する

ゆったり入れるお風呂は、誰でも憧れるのではないでしょうか。しかし、あまりにもお風呂が大きいと、水道、電気、ガス代などに大きく影響するので要注意です。ひとりでゆったり入れるサイズ、子どもと一緒に入れるサイズなど広さを計算しておきましょう。一般的には、畳にすると2畳程度です。

窓のサイズや配置にも考慮する

お風呂の窓は、非常に重要です。窓を大きくすると明るいお風呂になりますが、防犯面で不安を感じます。一方、窓の位置が悪く、小さすぎるとカビなどが発生してしまうので要注意です。

必要あればオプションも付ける

必要に感じるときは、各種オプションも検討しましょう。たとえば、暖房、テレビなど様々なオプションがあります。とくに暖房は、ヒートショックを防ぐ有効な設備です。お風呂の見た目だけでなく、設備面も考える必要があります。

掃除のしやすさなども重視する

お風呂は、湿気などが原因でカビなどが発生します。気持ちよいお風呂を維持するためにも、掃除のしやすさも念頭に置きましょう。汚れが気になる方は、お風呂専用の洗浄機能などを付けるといいかもしれません。凝ったデザインも悪くありませんが、掃除にしやすさも大切です。

まとめ

注文住宅は、世界でひとつだけの家を建てる絶好の機会です。家の隅々までこだわりを詰めたいと思う方が多いのではないでしょうか。もちろん、お風呂もこだわりたい部分のひとつでしょう。しかし、お風呂にはさまざまな種類がありますし、メリットとデメリットも存在します。

好みのお風呂を実現させるためには、お古に関する知識も大切です。せっかく家を建てるのですから、入浴時間が楽しく感じるような素敵なお風呂を考えましょう。

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