屋上付きの注文住宅を建てるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/01/15


新しく注文住宅を建設するときに、人気のあるプランのひとつとして注目を集めるのが屋上のある家です。実際、屋上付きの注文住宅を建てる場合にはメリットがある一方で、デメリットもあります。新築で屋上を設けることによって後悔することのないように、屋上付きの注文住宅に関しての解説をしながら、設計時の注意点も含めて紹介していきます。

屋上付きの注文住宅を建てるメリット

注文住宅を建てるなら、できるだけ理想に近い住宅にしたいものです。理想の住宅のひとつに、屋上付きの住宅を検討する方も少なくありません。とくに、限られた土地に建てなければいけない市街地に近くなればなるほど、屋上付きの住宅に憧れをもつ人も多いでしょう。そこで、まずは屋上付き注文住宅を建てるメリットを紹介していきます。

アウトドアで活躍

屋上があれば、バーベキューやビニールプールを楽しんだり、ビアガーデン、天体観測、ドックランをしたりするなど、いろいろな楽しみ方ができます。テントを張ることで遠出をしなくてもキャンプを堪能することもできるので、子どもも喜ぶことは間違いなしでしょう。庭がなくても、屋上で代わりに趣味や遊びができるスペースとして大活躍してくれます。

庭の代わりに使用

注文住宅を建てる場合は、できれば庭付きの家を楽しみたいという方も多いでしょう。そうした庭にコストを費やす代わりとして、屋上に庭をつくることも可能なのです。コンパクトな土地で住宅を建てなければいけない時にも、庭が欲しい場合は、代わりとして屋上付きの住宅を検討してみましょう。屋上庭園をつくることで家庭菜園、ガーデニングを楽しむことができ、好きな野菜や花を育てることができます。

洗濯スペースの確保

洗濯はベランダや室内に干すのが一般的ですが、シーツや布団など、大きめの物も干すことがなかなか確保できないケースもあります。屋上であれば干すスペースを十分に確保することができます。さらに屋上を壁で囲めば、人目を気にせずに洗濯ものを干すことができるでしょう。

位置の高さ

周囲の目線よりも屋上は高い位置にあるため、周りを気にせずに開放的な気分になることができます。景色を眺めるには屋上からが周辺を見下ろせるため絶好のロケーションといえるでしょう。さらに、ジャグジーなどを設置すればリゾート気分も味わえますので、ぜひ試してみましょう。

屋上付きの注文住宅を建てるデメリット

一方で、屋上付きの注文住宅を建てる場合にはデメリットもいくつかあります。

排水に注意

最近の日本では、各地でゲリラ豪雨が多発しています。短時間で大雨が降ることで、屋上の排水能力を超えてしまうこともあります。設計段階から排水に関して気をつける必要がありますが、雨水がたまらないように排水溝周辺の掃除もこまめにしておきましょう。

木造住宅には不向き

木造での屋上住宅はあまり向いていません。鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅に比べて部材のゆがみや揺れが大きく、防水に不具合が起きてしまうためです。また日本では雨が多いため、ひさし部分を深く出した屋根の方が安心されるために、基本的に木造ではおすすめしてこない業者も多いでしょう。

こまめな掃除

屋上がなければ、屋根の掃除はほとんど不要ですが、屋上を作ることで定期的な掃除が必要となってきます。排水溝の掃除はもちろんのこと、定期的にデッキブラシを使用するなど掃除をしましょう。

コスト面がアップ

屋上のない住宅に比べると、建築費用が高くなります。屋上につながる階段や防水工事、排水工事をはじめ、屋上を使えるようにするための構造上の補強などすることによってコストがかかってきます。また、定期的にメンテナンスも必要となってくるためランニングコストもかかるでしょう。

屋上設計時の注意点

屋上を作るなら後悔はしたくないものです。そこで気を付けておきたいポイントを紹介します。

動線の確認

屋上を作っても、屋上までの動線がよくなければ使用しなくなる可能性があります。例えば、バーベキューをするのに、一度リビングから寝室を通らなければいけないような動線だと、面倒くさくなって次第に利用しなくなる可能性もあるので工夫が必要です。

防災対策

大雪や大雨などへの対策は必要です。建築基準を守っている家であればとくに問題ありませんが、排水に関してはしっかりとチェックしておきましょう。

事故防止

屋上や2階以上のバルコニーなどの周囲には、安全上の目的として1.1m以上の手すりや金網などを設置するように法律で決められています。ただし、床に荷物が置いてある場合は、1.1m程度では子どもが手すりを乗り上げてしまう可能性があるので、落下防止対策には十分な注意が必要です。

他にも、プライバシーを優先するのか開放感を優先するのかで、周囲の壁の作り方も変わってきます。周辺の環境も大事で、高い建物が周りにあれば、常に見られている感じがして使用しなくなる可能性も出てくるでしょう。

まとめ

今回は屋上付きの注文住宅について紹介してきました。注文住宅を屋上付きにすることで、アウトドアをはじめとして、庭やリビングの代わりとしていろいろなシーンで活躍してくれますが、コスト面やメンテナンス面でのデメリットも考慮しなければいけません。また設計時には、自然災害や事故への対策をしながら、屋上を設計する必要があります。自分たちのライフスタイルに屋上付きの注文住宅が合っているのかどうかを十分検討しながら、理想の住まいを手に入れましょう。

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