注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリット・デメリットについて解説!
注文住宅を建てる時、最近設置する方が増えているのが「ウォークインクローゼット」です。ウォークインクローゼットは、女性だけでなく、男性にも人気の空間です。ただし設置には注意点があります。今回は、注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリット
注文住宅にウォークインクローゼットを設置するとどんなメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
室内でコーディネートができる
1つ目のメリットは室内でコーディネートができることです。一般的にウォークインクローゼットのサイズは、夫婦2人分で約2畳分、夫婦2人に子ども1人分で約3畳分の広さがあります。そのため、ウォークインクローゼット内で十分コーディネートをすることが可能です。これにより別に着替えをする部屋が不要になります。
たくさんのモノを収納できる
2つ目のメリットはたくさんのモノを収納できることです。ウォークインクローゼットは最低でも2畳分くらいの広さがあります。そのため衣類・帽子・靴・小物などたくさんのモノをまとめて収納することができます。
衣類などの管理がしやすい
3つ目のメリットは衣類などの管理がしやすいことです。もしタンスなどに衣類などを収納していると、畳んで収納しているので中に何が入っているのかわかりません。そのため、衣類などの管理ができません。
ところがウォークインクローゼットであれば、衣類は吊るされており、帽子・靴・小物などは棚の上に並べて整理されています。そのため一目で何があるのかがわかり、管理がしやすくなります。
注文住宅にウォークインクローゼットを設置するデメリット
注文住宅にウォークインクローゼットを設置すると、どんなデメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
広いスペースをとられる
1つ目のデメリットは広いスペースをとられることです。ウォークインクローゼットをつくるには、最低2畳分くらいがとられます。もし2階建てで、1階と2階を別々につくると合計4畳分も必要です。4畳分となると子ども部屋1つ分がウォークインクローゼットに消えることになります。ウォークインクローゼットをつくると、他の部屋を削り、広いスペースをとられるデメリットがあります。
クローゼットをつくるよりも高くなる
2つ目のデメリットはクローゼットをつくるよりも高くなることです。ウォークインクローゼットをつくると、クローゼット・押入れをつくるよりも価格が高くなります。クローゼット・押入れであれば、人が中に入らない前提でつくられるのでほぼお金がかかりません。
ところがウォークインクローゼットは人が中に入る前提でつくられるので結構お金がかかります。ウォークインクローゼットをつくると、クローゼットをつくるよりも家具・棚などのつく作、照明・建具などの予算がさらに必要です。
マメでないと整理が難しい
3つ目のデメリットはマメでないと整理が難しいことです。ウォークインクローゼットは、マメで整理整頓が得意な人が使えば素晴らしい収納室になります。ところが逆に、面倒くさがりやで整理整頓が不得意な人が使うと、雑な物置小屋になってしまいます。
ウォークインクローゼットを設置する際に注意するべきポイント
ウォークインクローゼットを設置する際には、どんな点に注意すればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
寝室内に設置する
1つ目のポイントは寝室内に設置することです。ウォークインクローゼットは寝室との相性がよい部屋です。寝室の一部にウォークインクローゼットをつくることで、出かける時の着替えがストレスなくできます。
棚やハンガーパイプを使いやすい高さにする
2つ目のポイントは棚やハンガーパイプを使いやすい高さにすることです。ウォークインクローゼットをつくる時に重要になるのは、衣類や小物を無理なく収納できることです。住人にとって使いにくい棚やハンガーパイプの高さにしてしまうと、使う頻度が減ってきます。ウォークインクローゼットをつくる時には、棚やハンガーパイプを使いやすい高さにすることをおすすめします。
湿気対策をする
3つ目のポイントは湿気対策をすることです。ウォークインクローゼットを窓や換気扇がない部屋につくると、湿気が逃げられず、室内で湿気がこもってしまいます。そうなると室内や衣類・帽子・靴・小物などに湿気がつくことからカビが生えるかもしれません。ウォークインクローゼットをつくる時には、窓や換気扇を設置し、湿気対策をすることをおすすめします。
デッドスペースにならないようにする
4つ目のポイントはデッドスペースにならないようにすることです。ウォークインクローゼットをつくってみたものの、ウォークインクローゼットの機能を果たさない部屋になることもあります。するとデッドスペースになります。デッドスペースになると1部屋分が損です。そうならないためにも、きちんと設計段階で打ち合わせをして、デッドスペースにならないように、しっかりしたウォークインクローゼットをつくりましょう。
まとめ
今回は、注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリット・デメリットについてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリットは室内でコーディネートができること、たくさんのモノを収納できること、衣類などの管理がしやすいことです。
またデメリットは広いスペースをとられること、クローゼットをつくるよりも高くなること、マメでないと整理が難しいことです。ウォークインクローゼットは住人の役に立つ部屋ではありますが、機能を最大限に使うにはマメな管理が重要になります。本記事が注文住宅にウォークインクローゼットを設置するメリット・デメリットについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。
この会社がおすすめ!